構 造 Construction

構 造 Construction

大地震が多発する日本。
だからこそ、地震に備えた家づくりを。
地震調査研究推進本部がまとめた「全国地震動予測地図」 (2016年度版)によると、茨城県は今後30年間に震度6以上の 地震が発生する確率が非常に高くなっています。 右の図は茨城県における過去に発生したマグニチュード (以下、M) 5以上の地震の状況を示したものです。茨城県 南西部は関東地方の下に沈み込んだフィリピン海プレート や太平洋プレートに関係しており、地震活動としても活発 です。この地域の最近10年間では、M7クラスの地震は発生 しておりませんが、M5~6の地震は数年に1回の割合で発生 している状況です。
地震に強く長持ちする構造材
JWOOD LVL
家の構造材は大きく分けると3種類あります。「無垢材」、「集成材」、そして「単板積層材LVL」です。家の骨組みになる構造材には、木の持つ性格を正しく使い、乾燥による収縮や反り、ねじれ、やせといった木の欠点を克服し、品質が安定した構造材を使用することがとても大切になります。
上記の内容を兼ね備えたJWOOD LVLは、耐震性・耐久性に優れた強靭な構造材です。専用金物との組み合わせによる「JWOOD工法」は、金物と木材を鋼製のピンで接合します。JWOOD LVLは層数の多さがバラツキを最小に抑え、硬く強く安定した接合部で接合金具のメリ込みに対して高い性能を発揮します。また硬く強い接合部は大地震やその後、頻発する強い余震でも緩みません。JWOOD LVLと金物の組み合わせはまさに最強タッグと言えるのです。
弊社の建物は、建築基準法に定められた耐震等級2以上(数百年に一度発生する地震による力の1.25倍の力に対しても倒壊・崩壊しない)を確保した高い耐震性となっております。さらに高い耐震性を希望される場合には、最高レベルの耐震等級3にも対応いたします。
木造住宅には、地震や台風以外にシロアリの被害が大きな問題になることがあります。建築基準法には「地上から高さが1m以内の材料には防腐・防蟻のための薬剤を塗布すること」が義務付けられており、建築時に塗布されることが一般的です。しかし、近年のシロアリは薬剤が塗布された表面を食い破って内部の木材を食べるため、表面だけの薬剤塗布だけでは十分な効果が得られなくなっています。
弊社が採用している高耐久性部材のJWOOD EXは、防腐防蟻薬剤が加圧注入されており、木材の中心部までしっかりと薬剤が浸透し、シロアリに強い材料になっています。